2021年8月に発表され9月に申込みが開始されたNC1 Type-Sの日本向け車両ですが、7月から発売とされていて納車が始まっているようです。製造は2022年1月からスタートしており順次米国内では出荷・納入されてきていますが、右ハンドル車ということもあってか、日本向けの1号車は4月頃に出荷されています。年内でオハイオのPMCでの製造を終えることになっているので、まとめて最後に作るのかと思っていましたが、そうではないのですね。日本向け最後の納車は年を越すことになるみたいです。ちなみにシリアルナンバーは001から350まで用意されていますが、必ずしも製造順に番号が付与されるのではなくバラバラのようです。
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Type-S 生産開始
2022年モデルType-Sの生産が始まりました。350台ですが、右ハンドルは日本向けの30台だけなので、左ハンドルの生産が終わってからということになるのでしょう。日本でのデリバリーは7月以降からとのことです。
2022年モデル Type-S概要
アキュラより、日本時間8月13日10時(米国西部時間8月12日18時)にNC1最終2022年モデルType-S(米国仕様300台)について発表がありました。以下に概要を紹介します。随時アップデートしています。(掲載画像はAcuraのサイトから。最終更新2021.8.30.)
日本向けの仕様は以下のとおり。30台の申し込みは9月2日から、発売は2022年7月予定です。
- 610馬力、トルク68.9kgf・m
- 総重量は1,790Kg
- GT3のターボチャージャー転用、ブースト圧6%アップ
- 9速DCTチューン。シフトアップ反応迅速化50%アップ(SportまたはSport+モードでパドルシフト使用時)、シフトダウン反応の迅速化など細部の制御改善
- SH-AWDのトルクベクタリング最善化
- バッテリー容量20%アップ、出力10%アップ
- カーボンルーフによる低重心化
- 5本スポーク、これによりフロント/リアのトレッドが0.4インチ/0.8インチ増
- ピレリタイヤP-Zero
- 前後バンパー、サイドステップ意匠変更
- GT3から知見を得たリアデフューザー
- 空力の見直しによる冷却性能向上
- アルカンターラ内装
- マット色グレーあり(台数限定)
- 価格27,940,000円(税込み)
- カーボンセラミックブレーキ、カーボンエンジンカバー、カーボンインテリアトリムで約26Kgの軽量化可能(オプション)